感染性胃腸炎

1.潜伏期間:1〜2日間

2.感染時期:11月〜1月くらいまでの間 主に乳幼児の間で流行

3.感染経路:接触感染、飛沫感染、経口感染、まれに粉塵感染

4.主な症状:吐き気、嘔吐、下痢(軟便)、腹痛 (発熱はあったとしても軽度)
        通常はこうした症状が1〜2日続いた後治癒し、後遺症もない。
         *ただしウイルスの排出は数週間続くと言われています。

5.予防と対策:・爪は短く切り、石けんを十分に泡立ててよく洗う。
           *石けんじたいは、ノロウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の汚れや
             脂肪等を落とすことによって、ウイルスを手指からはがれやすくする効果があります。
          ・オムツ交換時は、使い捨手のビニール手袋を使用しましょう。
          ・消毒は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度0.1% 1000ppm)が有効です。
          ・ノロウイルスは、乾燥すると容易に吸気中に漂い、これが口に入って感染することがある
           (粉塵感染)ので、嘔吐物やふん便は乾燥させないようにしましょう。
          ・貝類を調理する場合は、中心温度85〜90度で90秒以上加熱しましょう。
          ・症状がおさまっても、数週間はウイルスの排出が続いていると言われています。オムツ
           交換

6.発症した場合:・対応する抗ウイルス剤はありません。
           ・脱水症状を起こさないように、吐き気がおさまってきたら、少しずつ白湯や経口補水液
            等を与えるようにしましょう。
           ・脱水症状が強い場合は、点滴をおこなうなど対症療法をおこないます。

7.登園の目安:・出席停止にはなりません。
          ・24時間以内に、2回以上の嘔吐や下痢があった場合はお休みするようにしましょう。
          ・症状がおさまり、いつもと同じような食事がとれるようになってからの登園をおすすめ
           します。
感染性胃腸炎は、いわゆる食中毒の原因とされる細菌によるものと、ノロウイルスやロタウイルスなど
ウイルスによるものとがあります。
ここではウイルス性胃腸炎であるノロウイルスについて記します。