やけどについて

皮膚に高温が作用したために起こる傷害。家庭では熱い液体に触れておこる熱傷が最も多い。
子どものやけどは大人に比べて重い症状になる。
子どもの皮膚は薄い為、深いやけどになりやすい。


<症状>

    やけどは範囲と深さが重要となる
     
〜深さ〜
       T度:・皮膚の表面が赤くなる ・ひりひりとした痛みがある  
       U度:・皮膚が赤
くなる ・水疱ができる ・強く痛む 
       V度:・皮膚の深いところにまで及ぶやけど
            ・皮膚は白くなって、ひどい時には黒く焦げている
            ・痛みを感じる神経もダメージを受けているので、痛みは感じない
        *U度以上のやけどは必ず皮膚科や外科へ行きましょう
     〜広さ〜
        子どもでは体表の10%以上になると、生命の危険があると判断
        目安として、やけどした本人の手のひらの面積を基準とする・・・手のひらはほぼ1%

   


<受診について>
    T度は普通、医療の対象にはならない。水疱ができたら受診の対象になる
    熱傷は、受傷直後の応急処置がもっとも重要で、初期治療が遅れると悪化させたり
  跡が残ったりするので、心配な時は受診しましょう。

     *こんな時はすぐに受診しましょう 
        ・やけどの範囲が広い    ・水疱が500円玉より大きい
       ・小さくても、皮がむけたり、焼けただれている
       ・顔や目、口、外陰部のやけど
 

<手当の方法>
     □ すぐ流水で冷やす
        ・直接、流水で5分以上冷やす(目安としては痛みを感じなくなるまで) 
        ・直接流水をあてられない時は、保冷剤などで冷やす。 
        ・衣服の上からお湯をかぶった場合は、服を着たまま流水をかける
        →衣服がくっついてはがせない場合、無理に脱がせると水疱が破けたり、
        皮膚がむけてしまう危険性があるので、無理に脱がさずにそのまま受診する

     □ 水疱はつぶさない
        ・水疱をつぶすと、菌が入って感染しやすくなる
     □ 何も塗らない
        ・油やアロエ、味噌などは塗らない
     
<低温やけどにも注意しましょう>

    寒くなると暖房や暖かいものと接する機会が増えてきます。
   『使い捨てカイロ』、『湯たんぽ』、『ホットカーペット』、『電気あんか』、
  『電気毛布』など、ちょっとあたたかいなぁくらいでも、長時間触っていると
   やけどをおこす場合があります.

    皮膚の表面は軽いやけどに見えても、重症な場合もあるので早めに受診しましょう。

<ポイント>
  子どもの行動範囲は日々広がる事、また子どもは大人が考えもしないような行動を
  とる事を理解しておくことが重要です。
  その上で熱源を持つ電化製品などは子どもが触れたり、コードを引っ張ったりでき
  ない場所へ。特に湯気や蒸気の出るものは子どもが触れることのできない場所へ
  移動しましょう。